毛が抜ける犬種などの知識は
犬を迎え入れる上でとても重要ですよね。
そこで、今回は毛の抜ける犬種20選!を
ご紹介していきます。
今回ご紹介する犬種は全部ではないですが
参考になればうれしいです!
抜け毛が多い犬の共通点
実は、抜け毛が多い犬種には共通点があります。
犬の被毛には2種類あり、
シングルコートとダブルコートがあります。
抜け毛が多い犬の共通点は
ダブルコートであるということです。
では、ダブルコートとはどのような
特徴があるのでしょうか。
詳しくご紹介します。
ダブルコート
ダブルコートは
上毛(オーバーコート)と下毛(アンダーコート)
の2層になっています。
そして、換毛期という毛の生え替わる時期が
春と秋にあります。
オーバーコートはしっかりとした毛で
皮膚を保護する役割をしています。
そして、アンダーコートは柔らかい毛で
保温・保湿の役割をしています。
それぞれの毛に重要な役割があるんだね!
換毛期には
このアンダーコートが生え替わります。
抜け毛が多い犬種20選!!
柴犬
日本犬の代表的な犬種である柴犬は、
くるんとした可愛い尻尾が特徴ですよね。
元々、抜け毛が多い柴犬ですが
特に、換毛期である春・秋は
抜け毛が大量にあり、
お掃除も大変です!
ブラッシングも頻繁にしてあげましょう。
他にも日本犬(北海道犬・甲斐犬・紀州犬・秋田犬・四国犬)
は抜け毛が多いです。
ゴールデン・レトリバー
大型犬と言えばゴールデン・レトリバーを
思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。
ちょっと癖のある毛も愛らしいですよね。
毛が汚れやすく、抜け毛が多いので、
毎日ブラッシングなどお手入れが必要です。
特に、換毛期はかなり大量に毛が抜ける為、
ブラッシングを
念入りにしてあげることが重要です。
また、体が大きい分
毛の量が目立つかもしれませんね。
ポメラニアン
ポメラニアンのは
毛量が多くふわふわな印象が
あるのではないでしょうか。
とても可愛らしい犬種ですよね。
そして、毛量が多いだけではなく長毛です。
そのため、絡まりやすく
お手入れは大変です。
毛玉ができないように
毎日ブラッシングが必要です。
耳周り・お尻周りなどは
比較的、毛が柔らかく
毛玉ができやすいので
特に注意が必要です。
ウェルシュ・コーギー・ペンブローグ
短い足が可愛らしい犬種です。
そして、とても陽気で活発!
元気いっぱいの性格も魅力的ですよね。
冬場にアンダーコートをたくさん蓄える為、
換毛期にはたくさんの毛が抜けます。
見た目からもわかる通り、
毛量が多いので、
ブラッシングをしっかりしてあげましょう。
ジャーマン・シェパード・ドッグ
頭が良く、運動能力が高い
ジャーマン・シェパード・ドッグは
警察犬として有名ですよね。
そして、この犬種は
短毛種と長毛種がいますが、
どちらも毛の抜けやすさは一緒です。
しかし、長い分長毛種の方が
抜け毛が目立つでしょう!
そして、元々牧羊犬として
屋外で活躍していた
ジャーマン・シェパード・ドッグは
寒さに耐えられるようになっている為、
夏気に変わる際に大量に抜けます。
ブラッシングでのケアは
しっかりしてあげましょう。
シベリアン・ハスキー
オオカミのようなカッコイイ見た目が特徴ですが、
性格は臆病だったり穏やかだったり、
可愛らしい一面もあります。
シベリアの極寒で活躍した犬種であり、
それに耐えられるよう
厚い被毛があります。
抜け毛が多い犬種で
換毛期には大量の毛が抜けます。
毎日のブラッシングが大切です。
ビーグル
あの有名で可愛らしい犬のキャラクター
「スヌーピー」のモデルとなった犬種です!
ビーグルは短毛ですが、
抜け毛がとても多い犬種です。
ケアが十分でないと、
皮膚病などになってしまう可能性も
考えられますので
ブラッシング・シャンプーなどの
お手入れは定期的にしてあげましょう。
チワワ
世界一小さい犬種として
知られているチワワですが、
基本的には抜け毛が多い犬種です。
まず、チワワには
スムースコートとロングコートがあります。
ロングコートの方が毛が長いので
抜け毛が目立つかもしれないですね。
そして、実はチワワの抜け毛には
個体差があります。
チワワには、上記でご紹介した
ダブルコート(ジャンプボタン)だけではなく、
シングルコートという
上毛(オーバーコート)だけの
一重構造の子がいます。
シングルコートの犬は
毛が抜けにくいとされています。
つまり、チワワにはこの2タイプがあるので、
基本的には抜け毛が多い犬種であるものの
抜け毛の量に個体差がある
ということになります。
どちらにしても
ブラッシングでのケアは必須です!
ダックス・フンド
長い体と短い足が特徴的で
可愛らしい犬種ですね。
チワワと同様の
スムースコートとロングコートの他に
ワイヤーコートもあります。
抜け毛の量に差はありませんが、
スムースコートよりも
長毛のロングコートやワイヤーコートの方が
抜け毛が目立つかもしれませんね。
抜け毛が多い犬種なので
ブラッシングは必要です。
グレート・ピレニーズ
白くてふさふさの毛が美しい犬種である、
グレート・ピレニーズ。
年間を通して抜け毛の多い犬種です。
換毛期にはさらに大量の抜け毛がありますが、
普段から抜け毛の量が多いので
お掃除やお手入れは大変です。
毛がふさふさで量も多いので、
放置すると抜け毛が絡まってしまったり、
皮膚病になってしまうこともあります。
ブラッシングを細目にしてあげましょう。
また、暑さに弱いので
夏はカットしてあげるのがいいでしょう。
そして、超大型犬なので
他の犬種に比べても抜け毛は
目立つでしょう。
サモエド
真っ白で美しい毛を持つサモエドは
「最も美しい犬」と言われることもあるそうで、
また、その可愛らしい顔つきも魅力的ですよね。
ふさふさの毛からわかるように
抜け毛は普段から多く、
換毛期にはさらに大量の毛が抜けます。
毎日のブラッシングが欠かせません。
サモエドもグレード・ピレニーズと同様に
暑さに弱いので、
夏毛に変わる時の
抜け毛が特に多いと考えられます。
バーニーズ・マウンテン・ドッグ
大きい体と美しい模様が
特徴ですよね。
バーニーズ・マウンテン・ドッグは
抜け毛の多い犬種です。
換毛期には特に抜け毛が多くなります。
シャンプー・ブラッシングは必須です!
換毛期には、いつもより
お手入れの回数を増やしてみましょう。
抜け毛対策にもなるかもしれません。
ラブラドール・レトリバー
物覚えが良く、落ち着いた性格から
盲導犬・介助犬などとして活躍している
ラブラドール・レトリバー。
ペットとしても人気のある犬種です。
短毛でありますが、
抜け毛は多いです。
掃除の大変さや
皮膚病予防の為にも
ブラッシングを定期的にしてあげましょう。
シェットランド・シープ・ドッグ
「シェルティー」という愛称で呼ばれている
シェットランド・シープ・ドッグですが、
長い毛が美しく可愛いですよね。
抜け毛が多いので定期的な
シャンプー・ブラッシングは必須です。
また、毛が長いのでカットも必要かと
思われがちですが、
シェルティーはある程度毛が伸びたら
自然と抜けていくので、
基本的にカットは必要ありません。
ボーダー・コリー
犬の中でも賢いと有名な
ボーダー・コリー。
その可愛らしい見た目からも
人気の犬種です!
抜け毛の多い犬種であり、
換毛期には特に多くの毛が抜けます。
毛玉ができないように定期的に
ブラッシングをしてあげることが重要です。
キャバリア・キング・チャールズ・スパニエル
垂れ耳で癖のある耳の毛が可愛らしく
性格も友好的なので人気の高い犬種です!
年間を通して抜け毛の多い犬種でもあります。
特に耳の周りなどの柔らかい毛は
絡まりやすいので
ブラッシングは重要です。
掃除してもすぐに毛が抜けてしまうなど、
掃除もお手入れも大変だと思われます。
パグ
愛らしい顔だちとぽてっとした体型が特徴で
マズル(鼻先)の短い犬種が好きな人から大人気のパグ。
実は、パグは抜け毛が非常に多い犬種であります。
短毛なので、
そんなに大変ではなさそう
と思う方もいるかもしれないですが、
シャンプー・ブラッシングは必須ですし、
掃除も大変です!
特に換毛期の抜け毛は大量なので、
掃除・お手入れは細目にしてあげましょう。
日本スピッツ
真っ白でふわふわの毛が可愛らしく、
ポメラニアンにも少し似ている犬種ですよね。
日本スピッツの抜け毛は
かなり多いと言われています。
比較的、小柄ですが
その体型からは想像もできない程の
抜け毛の量です!
特に、換毛期には
シャンプー・ブラッシングの回数を増やして
皮膚病の予防をしましょう。
ジャック・ラッセル・テリア
元気いっぱいで明るい性格の
ジャック・ラッセル・テリア。
毛のタイプが
スムース・ブロークン・ラフの3つあります。
換毛期に抜け毛が多くなりますが、
スムースコートに関しては
年間を通して抜け毛の多いのが特徴です。
皮膚病に注意が必要で、
シャンプー・ブラッシングは必須です。
また、ジャック・ラッセル・テリアに
似た犬種であるパーソン・ラッセル・テリアも
抜け毛が多い犬種です。
ペキニーズ
短いマズル(鼻先)の顔だちが愛らしく、
長い毛が特徴的なペキニーズ。
抜け毛が多い犬種であり、
特にお尻周りや顔周りは
毛玉ができやすいので
毎日のブラッシングが重要です。
また、ペキニーズのオーバーコートは
定期的にカットしないと
伸び続けてしまうので
定期的なカットが必要です。
シャンプーも定期的にしてあげましょう。
まとめ
抜け毛が多い犬の共通点として
ダブルコートという構造の毛の特徴があることがわかりました。
本記事では、20の犬種を
ご紹介しましたが、
抜け毛が多い犬種には
共通してブラッシングと
定期的なシャンプーが必要です。
これは、定期的にすることによって
毛玉や抜け毛・皮膚病の予防にもなりますので
どの犬種にも必ずするようにしましょう。
換毛期には特に大量の毛が抜けるので、
その時期はさらに、
掃除やお手入れが大変になります。
また、抜け毛が多いと必ず掃除も大変になります。
生活環境を良くするためにも
細目に掃除することも大切です!
今回ご紹介した中に、
気になる犬種はいましたか?
抜け毛の多い犬種を迎え入れることは
とても大変なことです。
本記事を参考に、
よく考えてから
迎え入れて頂けると嬉しいです!
コメント