犬のしつけは難しい?覚えるまでにどのくらい期間必要か?教室や預かりは実際どうなのか

雑学

犬のしつけと言えば「おて、おすわり、ふせ」などの一般的な行動のほかに

噛み癖や無駄吠えを改善するといった様々なことに対することを言います。

しつけは大変という理由で犬を手放してしまう飼い主がいるのも現状です。

では、実際にどのくらい大変なのだろうか?

また、しつけ教室などを利用することによってどれだけ犬が成長するのでしょうか。

犬はどのくらい賢いのか

代表的な例で、犬の知能は人間の2歳~3歳の知能と一緒と言われてます。

犬種によっては、人間の5歳児以上の知能を持つ犬もいるとのことです。

個人差はありますが人間でいう2歳~3歳と言えば、数の認識ができたり、

単語のみを発するのではなく簡単な会話もできるような年頃にもなってきます。

記憶力に関しては、犬は短い期間しか覚えない「短期記憶」に加え

長い期間覚えることの出来る「連想記憶」があると言われています。

犬の短期記憶は10秒と言われています。

一般的な人間の短期記憶は10秒~60分と言われてます。

しつけをする上で大切な事

タイミングを間違えない

犬の短期記憶について一般的には10秒と「犬はどのくらい賢いのか」で紹介した通り

犬が悪さをした際に、悪さをしたタイミングから10秒以上の時間が経過してから叱って

しまうと犬はしてはいけない事がわからないままに叱られてしまったという

記憶だけが残ってしまう恐れがあります。

なのでタイミングに注意してしつけをする必要があります。

声の抑揚を意識

犬は耳が良く音を聞き分けることにすぐれてます

飼い主の足音や離れた場所の小さい音も聞き取ることが可能と言われてます。

そんな犬の耳に対して褒めるときの音と叱る時の音が一緒だと犬は混乱

してしまうことがあります。

声のトーンや大きさに変化をつける事と一貫性を持たせることが大切です。

例えば、叱る時は低い声で統一し、褒める時は声のトーンをあげて

高い明るい声で統一するなど声に変化を付けて一貫性を持たせると良いと言われてます。

ぶうちゃん
ぶうちゃん

褒めるときは高い声、叱る時は低い声がいいかもね~

言葉は短く

犬は長い言葉を理解することが難しいため、なるべく短い言葉で褒めたり叱ると良いです。

例えば「よくできたね、○○出来てえらいね~ など ⇒ いいねいい子 など」

「こんな事しちゃだめだよ など ⇒ ダメノー など」

褒める言葉と叱る言葉に一貫性を持たせることも大切となるので、色々な種類の言葉は

なるべく使用しないことをおすすめします。

ぶうちゃん
ぶうちゃん

しつけの時は「いいね」と「ダメ」で言葉を統一してみようかな~

叱ると怒るの区別をする

良い子に教育するためには時には叱ることも必要になってくるかと思います。

しかし、感情を表に出し怒鳴ったり、物に当たり散らすことは絶対にしてはいけません。

恐怖心が強い犬に育ってしまったり、自分の身を守るために攻撃的な犬

育ってしまう恐れがあります。

飼い主と犬の関係性が悪化してしまうと、伝えたい事も伝わらなくなるため

悪さをした時は、怒るのではなく、叱ることを意識した方が良いです。

有効的なしつけ方法(良いところを伸ばす方法)

しつけの方法として、「悪いことをしてら、とにかく叱って悪いことを自覚させる・上手くできたら

ご褒美をあげる」など様々な方法があるかと思います。

しつけ方法として一番有効的だと思うことは褒めることだと考えます。

要求(おて・おすわり・ふせ)に対してトレーニング中に出来たら褒めるのではなく

例えば、意図していない時(トレーニング中ではない時など)に

たまたまお座りができたり、お手ができたりした時に犬を褒めることが有効的だと思います。

その際に声のトーンを意識することも大切になってくると思います。

たまたま出来たことでもいいのでしっかりと褒めることで、

犬にとってこの行動は良いことであるといことを認識させることができると思います。

ここで大事になってくるのがしつけをしようとしている時(トレーニング中のみ)

だけではなく、偶然でも「おすわり・おて」などがでできたタイミングで褒めること

を忘れないようにし、覚えるきっかけを増やすことが大事になります。

その繰り返しが犬もストレスがなく覚えることができるのではないかと思います。

しつけ教室、預り所とは

犬を始めて飼う人や、しつけに悩まされている人などが主に利用するサービスです。

代表的には「基礎トレーニング・社会的トレーニング・ヘルスケアトレーニング

といった快適に生活するために必要なトレーニングを行うことが可能です。

基礎トレーニングは「おて・おすわり・ふせ・まて・おいで」など基本的な動作

訓練を行います。

社会的トレーニングは他の犬・家族以外の人慣れ、お散歩、生活音(吠える)

犬同士の交流などの訓練を行います。

ヘルスケアトレーニングは健診台に無理なく登る、口周りや体など全身を

触られても問題なくする、歯磨きの指導などの訓練を行います。

料金に関して、基本的に小型、中型、大型で大きくなるにつれて料金も高くなり

年齢は高齢になるほど高くなる傾向があります。

場所やプランによってバラバラですが幼稚園(保育園)の1回の料金は

  • 小型犬 4000円~7000円
  • 中型犬 4500円~8500円
  • 大型犬 5500円~10000円

1ヶ月預り(ホームステイ)は10万~30万と幅広い料金設定となってました。

訪問指導(出張サービス)やウェブ(zoomなど)を活用した指導方法もあります。

実際覚えるまでどのくらいかかるか

犬の年齢や種類によって差は出てきますが、

子犬の場合は、1ヶ月~数か月になります。

成犬の場合は子犬に比べて約1.5倍~2倍以上かかると言われています。

ぶうちゃん
ぶうちゃん

まずはトイレから覚えさせたいね!

これらは目安にしかならないため、覚えが遅い子も中にはいるので

焦る必要は全くないと思います。

それでもいつまでも覚えないと不安になる方も少なくないと思います。

その時はしつけ教室などに通わせ、プロに任せるのも1つの手になります。

まとめ

犬を飼っている人のほとんどがなにかしらのしつけをすると思います。

しつけをする上で大切な事は叱る・褒めるタイミング短い言葉で一貫性を持たせ

声のトーンを意識することだと思います。

また、犬の教育スピードを上げるためにしつけのトレーニング中はもちろんのこと

日常でふとした瞬間に意図的ではない時(偶然)に「おて・おすわり」などが

出来たことに対しても褒めることが成長スピードを上げるコツなのかと思います。

自分でしつけを行うことが難しいなら、しつけ教室などのサービスも視野に

入れてみるのも良いと思います。

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